イノセント・ガーデン 2013年
再生時間:98分
イノセント・ガーデン
あらすじ
外部と隔絶された大きな屋敷に暮らす繊細な少女インディアは、18歳の誕生日に良き理解者だった父親を事故で失う。母とともに葬儀に参列していたインディアだったが、そこへ行方不明になっていた叔父が突然現れ、一緒に屋敷で暮らすことになる。そのことをきっかけにインディアの周囲で不可解な現象が起こるはじめ……。インディアをミア・ワシコウスカが演じ、母親役でニコール・キッドマン、叔父役でマシュー・グードが共演する。
キャスト・スタッフ
- (インディア・ストーカー)ミア・ワシコウスカ
- (イヴリン・ストーカー(エヴィ))ニコール・キッドマン
- (チャールズ・ストーカー(チャーリー))マシュー・グード
- 監督 パク・チャヌク
パク・チャヌク 監督
作品一覧
※一部掲載
2000年 JSA
2003年 オールド・ボーイ
2005年 親切なクムジャさん
2006年 サイボーグでも大丈夫
2009年 渇き
2013年 イノセント・ガーデン
2013年 スノーピアサー
2016年 お嬢さん
2018年 リトル・ドラマー・ガール 愛を演じるスパイ
イノセント・ガーデン
ざっくり言うと ※ネタバレあり
- 大きなお屋敷に住む母娘。父親が突然、事故で死亡
- 父親の葬式に、おじがやって来てしばし滞在
- 周囲の人がどんどん死んで行く
- 殺人鬼のおじの登場により、姪も殺人鬼として覚醒する
個人的評価
熱中度 ★★★★☆
観た後の満足度 ★★★★☆
感想・レビュー
映像がきれい。美しい不仲の母娘。ハンサムだが怪しげな伯父の登場により、少女も殺人鬼として覚醒する。前半、中盤は恐怖におののく側の少女、後半は殺人鬼としての少女が現れる。美しくて、ゴージャスで、恐ろしい映画。美女の狂気って好き。
あらすじ ※ネタバレあり
大きな古いお屋敷に住む美しい母娘。父親が事故死し、主人公インディアがほとんど会ったことがないおじが屋敷にやって来る。葬式後も屋敷に滞在したまま、なかなか帰らないおじ。このおじがやって来てから、この家庭を古くから知っているであろう人間が次々と死んで行く。
おじ役はマシュー・グード。なんだろうな、この人。ハンサムなんだけど、目をカッと見開いていて、気持ち悪いハンサムって感じ。「シングルマン」で主人公の恋人役(ゲイ)をやっていた人。
ただ、おじが怪しい!だけで終わる映画ではない。途中で物語は少女が恐怖におののく側から、ちょっとしたアクシデントにより殺す側に変身してしまうのだが、その転換点となるシーンが何だかすごい。
初めての殺人の後、シャワーを浴びる主人公。声をあげて泣いているのかと思いきや・・・エクスタシーな展開。「そっちかい!」と唖然とするも、やっぱりあなたもおじさんと同じ殺人鬼の血が流れていたのねと納得させられる。
この作品がエロティックサスペンスと謳われているのは、このシーンがあるからかな?他は別にエロくない。
最期のシーンで、映画の冒頭シーンとエンディングが見事につながる。こういう終わり方は「そういうことだったのね」とモヤモヤすることなく、すっきりと見終えることができるので好き。
ちなみに「イノセント・ガーデン」の原題はStoker(ストーカーの意)。ストーカーっぽい要素はなかったような気がするが・・・
キャスト・スタッフ
全バージョン
出演
- (インディア・ストーカー)ミア・ワシコウスカ
- (イヴリン・ストーカー(エヴィ))ニコール・キッドマン
- (チャールズ・ストーカー(チャーリー))マシュー・グード
- (リチャード・ストーカー)ダーモット・マローニー
- (ジン・ストーカー)ジャッキー・ウィーヴァー
- (マクガーリック夫人)フィリス・サマーヴィル
- (ホイップ)オールデン・エアエンライク
- (ビッツ)ルーカス・ティル
- (保安官)ラルフ・ブラウン
監督
音楽
脚本
製作