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静かに恐ろしい母親とその3人の娘たちの苦悩を描いた映画『美しき運命の傷痕』【ネタバレあり】

美しき運命の傷痕 2005年

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再生時間:102分

美しき運命の傷痕
解説

 巨匠クシシュトフ・キェシロフスキの遺稿3部作の第2章「地獄」を、『ノーマンズ・ランド』でアカデミー外国語映画賞を受賞した新鋭ダニス・タノヴィッチ監督が映画化。幼い頃の経験からトラウマを抱え成長した3姉妹が、苦しみながらも力強く生きぬく姿を描く。出演はエマニュエル・ベアールカリン・ヴィアールマリー・ジランキャロル・ブーケらヨーロッパ屈指の名優たちが勢ぞろい。長編2作目とは思えない監督の巧みな演出が光る。

解説・あらすじ - 美しき運命の傷痕 - 作品 - Yahoo!映画

キャスト・スタッフ
ダニス・タノヴィッチ監督
作品一覧

2001年 ノー・マンズ・ランド
2002年 11'09''01/セプテンバー11
2005年 美しき運命の傷痕
2009年 戦場カメラマン 真実の証明
2013年 鉄くず拾いの物語
2014年 汚れたミルク/あるセールスマンの告発
2016年 サラエヴォの銃声

美しき運命の傷痕
あらすじ

ポーランドの巨匠、クシシュトフ・キェシロフスキの遺稿を完全映画化
22年前の不幸な出来事で父親を失った三姉妹。現在、彼女たちは愛の問題に直面している。長女・ソフィは夫の浮気に悩み、次女は孤独な日々を過ごし、三女は年の離れた大学教授と不倫関係にあった。そして彼女たちの母親もまた、ある秘密を抱えていた…。

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ストーリーと解説
※ネタバレあり

22年前、妻と三姉妹の娘がいる父親が裸の少年と密室にいるところを母親とその娘が見てしまい、母親は父親を告発する。

事情を説明をするために父親が自宅に戻ったところ、母親と揉み合いになる。父親は三姉妹の部屋のドアを叩いて開けてくれと言ったが、彼女たちは無視する。すると父親は自宅の窓から飛び降りて自殺してしまう。

幼い時にそんな経験をし、それぞれ心にトラウマを抱えている三姉妹のソフィ(エマニュエル・ベアール)、セリーヌカリン・ヴィアール)、アンヌ(マリー・ジラン)。トラウマのせいか、3人とも男性との関係が上手く行かない。ソフィは結婚しているが夫に愛人がいて夫婦関係は最悪、セリーヌは男っ気なしで不眠症に悩み、アンヌは友人の父親である教授と不倫関係にあり、ストーカーまがいのことをしている。

ある時、セリーヌの周りをうろつく青年が現れ、セリーヌが彼を自宅に招いたところ、彼は自分は22年前彼女たちの父親が性的な接触をしたとされる少年だったと打ち明ける。そして、あれは彼女たちの父親が小児性愛者だったわけではなく、自分が彼女たちの父親のことが好きで、父親に告白し、舞い上がってしまって裸になってしまった、父親は少年の思いを拒否し、たしなめているところに母親とセリーヌが運悪く入って来てしまったことを告白する。

その話を聞いたセリーヌは姉妹のソフィとアンヌに真相を打ち明け、3人で母親のいる老人ホームに向かう。そして3人は母親に真相を伝え、告発は間違いだったと話す。すると口が利けない母親は「それでも私は何も後悔していない」と紙に書いて娘たちに見せる。

個人的評価

映画の満足度★★☆☆☆

感想・レビュー

「ノーマンズ・ランド」と同様、最後にヒャッとなって終わるパターン。 「ノーマンズ・ランド」は戦争を扱っているものの、コメディー要素もあり途中は笑えるシーンもあった上で、最後に人間のダークサイドを見て背筋が凍って終わるパターンだが、「美しき運命の傷痕」は途中がもっと重苦しいし、最後の母親の意図もよく分からずただただ怖い。
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