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映画『ベリー・バッド・ウェディング』はキャメロン・ディアスが狂気の花嫁を演じるブラック・コメディ【ネタバレあり】

ベリー・バッド・ウェディング 1998年

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再生時間:100分

ベリー・バッド・ウェディング
解説

 抜群に美しくチャーミングで、理想的な結婚式を挙げることが夢のローラ。彼女は、優しい婚約者カイルとの結婚を数日後に控え、なんだか落ちつかない日々を送っていた。心配のタネはカイルの悪友たち。どこか怪しげでインチキ臭いと感じていた。そんな彼らとカイルは独身最後のバカ騒ぎ“バチェラー・パーティ”を開くことに。が、そのパーティーの最中、とんでもない事件が発生。彼女の周りでも奇怪な事件が頻発する。それでも、彼女は結婚式を取り止めるつもりはなく……。

解説・あらすじ - ベリー・バッド・ウェディング - 作品 - Yahoo!映画

キャスト・スタッフ
あらすじ・考察
※ネタバレあり

バチェラー・パーティー

ローラ(キャメロン・ディアス)とカイル(ジョン・ファヴロー)は結婚式を控えたカップル。ローラはカイルの友人たちを快く思っておらず、結婚式後は彼らとの関係を見直すように注意をする。そんな中、カイルは友人たちとラスベガスへバチェラー・パーティーに行く。

娼婦を死なせてしまう

カイルと友人たちはホテルの部屋で酒を飲み、コカインを吸い、1人の娼婦を呼ぶ。誰が娼婦とセックスするかになり、独身のマイケル(ジェレミー・ピヴェン)が手を上げ、部屋で皆がどんちゃん騒ぎをしている中、バスルームでマイケルは娼婦とことに及ぶ。

しかし、盛り上がりすぎたマイケルは、動いた拍子に浴室にあった金属製のフックに娼婦の頭をぶつけてしまい、彼女を殺してしまう。

マイケルの兄アダム(ダニエル・スターン)は警察に通報しようとするが、腹黒い不動産屋のボイド(クリスチャン・スレイター)はそれを制止し、彼女を砂漠に埋めようと言い出す。警察に行くか、娼婦の死体を砂漠に埋めるか皆に多数決を取ったところ、砂漠に埋めることに決まってしまう。

警備員まで殺害

部屋でどんちゃん騒ぎをしていたため、ホテルの警備員が部屋にやって来る。何とか皆で誤魔化したが、帰り際に警備員がバスルームの異変に気付いてしまう。

皆に離れるよう言う警備員をボイドはワインオープナーで何度も刺し、殺害する。その後、男たちはでショッピングセンターに買い物に行き、掃除用具、電気のこぎり、スーツケースを買ってホテルに戻り、娼婦と警備員をバラバラに切断してスーツケースに詰める。

砂漠に死体を埋める

男たち一行は砂漠に2人の死体を運び、穴を掘って埋めることに。穴を掘り終えたところで、ユダヤ教のアダムが2人の遺体がごちゃ混ぜになってはならないと言い出したため、皆で2人の遺体のパーツをきちんと並べてから、遺体を砂漠に埋めた。

その後、一行は自宅へ戻った。

罪の意識に苛まれるアダム

結婚式前のリハーサル・ディナーで、罪の意識に苛まれたアダムは会場を飛び出し、駐車場でパニックを起こしてしまう。そこで弟マイケルと喧嘩になり、怒ったマイケルはアダムを車で轢いてしまう。アダムは救急車で病院に運ばれるが危篤状態に。死に際にアダムは妻ロイス(ジーン・トリプルホーン)呼び、何かをささやき、死んでしまう。

何かに気付いたロイス

アダムの妻ロイスは自宅でアダムが書いた罪の告白のようなメモを見つけ、カイルに電話をする。ロイスはバチェラー・パーティーに行った全員を自宅に呼び出し、本当のことを話さないと警察に通報すると男たちを脅す。カイルはアダムが娼婦を買ったということにして、ローラを納得させる。

ボイドの狂気

ボイドはアダムとロイスの子供2人と犬を車に乗せ、皆をロイスの家から連れ出し、自分だけロイスの家に残ると言う。カイルたちは子供と犬をローラの元に連れて行く。

ロイスの家に残ったボイドはロイスの寝込みを襲って、枕をかぶせてロイスを殺そうとするが、ロイスは気が付き、ボイドの股間に噛みつく。

ロイスとボイドはもみ合いになるが、結局ボイドはロイスを殺害。

一方、マイケルは兄アダムを殺してしまったことでパニックを起こすようになっていた。ボイドはファミレスにいるカイルに電話をし、マイケルをロイスの家に連れてくるよう電話で指示をする。

カイルたちがマイケルを連れてロイスの家の前にくると、ボイドはマイケルだけをロイスの家に連れて入る。そして、ボイドはマイケルを殺害。

車に戻って来たボイドは、何が起きたか把握していないカイルとチャールズ(リーランド・オーサー)にマイケルはロイスに好意を持っていて、アダムの死後にロイスに迫ったが拒否されてロイスを殺害、自分も自殺したということにすればいいと告げる。バチェラー・パーティーには5人が参加していたが、アダムとマイケルが死亡し、残ったのは新郎カイルとチャールズ、ボイドだけとなった。

ローラの狂気

カイルはローラに結婚式を延期しようと持ち掛けるが、完ぺきな結婚式を挙げることに躍起になっているローラはそれを受け入れない。鬼気迫るローラの気迫に負けて、カイルは結婚式を決行することに納得をする。

またアダムとロイス夫婦が亡くなったことで、2人は弁護士事務所に呼ばれ、カイルは彼らの資産の管理と子供たちの養育を託されたことを知る。アダムが加入していた生命保険は最後の月だけ支払いがされておらず、生命保険はゼロ。その他の資産もローン等を清算するとわずかなお金しか残っていなかった。資産もないのに、彼らの子供たちを託されてしまったカイルとローラ。

ローラの夢の結婚式

結婚式の日、式の直前にボイドはカイルに自分が全て仕切って、ことを納めたのだから、アダムの生命保険をよこせとカイルに迫る。2人はそのまま喧嘩に。もみ合う2人のところへ、新婦ローラがやって来て、コートハンガーで、ボイドの顔を何度も殴って殺そうとする。

そしてローラはカイルに「こいつをトイレにぶちこんで、さっさと式場に来い」と命令する。

何事もなかったかのように美しく微笑んでバージン・ロードを歩くローラ。トイレに閉じ込められたアダムは血だらけになって、式場に向かう。

指輪交換になったが、ボイドが指輪を持っていることに気づいたカイルはチャールズに指輪を取りに行かせる。チャールズが式場のドアを開けたところ、ちょうどドアの前にいたアダムにドアをぶつけてしまい、アダムは階段をまっさかさまに転げ落ちる。チャールズは招待客に見られないように、ボイドに近づき、胸元から指輪の箱を取り出す。チャールズが持ち帰った指輪でカイルとローラは無事指輪交換を済ませる。

ローラの怒り

結婚式の後、ローラはカイルに「だから友達を選べと言ったじゃないか」とカイルを責め、ボイドを砂漠に埋めに行き、ついでにチャールズを殺して、引き取ったアダムの犬もうるさいから殺すか、捨てるかして来いとカイルに命令をする。

カイルはチャールズと犬を連れて、ボイドを砂漠に埋めに行く。スコップを振りかざして土を掘るチャールズを殺そうとしたカイルだったが、結局チャールズを殺すことはできず、ボイドだけを埋めて、カイルはチャールズと犬を連れて帰路につく。しかし、帰り道の途中で、車と正面衝突してしまう。

結末

カイルは事故で両足を失い、車いす生活。チャールズも鼻から管を通し、車いすに。犬も足を1本失って3本脚。ローラはアダムの息子たち2人だけでなく、彼らの世話までする羽目になった。

夢の新婚生活を送るはずだったのに、バチェラー・パーティーをきっかけに地獄のような生活になってしまったローラ。お風呂掃除をしていたローラは突然うなり声をあげて、ブラシを持ったまま、家をふらふらと飛び出し、家の前の道路に転がって叫び声を上げる。終わり。

個人的評価

映画の満足度★☆☆☆☆

感想・レビュー 

娼婦がアクシデントで死んでしまったことをきっかけに、殺人を繰り返すボイドの狂気。でも、結婚式に異常に執着する花嫁ローラの方がボイド以上にもっともっと怖かったよというブラック・コメディ。 

キャメロン・ディアスが主役だが、8割はカイルとその仲間たちのドタバタシーンなので、作品としては退屈。

クリスチャン・スレーター以外の男性陣のキャストが地味過ぎて、映画の8割過ぎる頃まではかなりだるい。最後にやっとキャメロン・ディアス演じる美しく狂った花嫁が登場して、映画として何とか成立。

キャメロン・ディアスが美しいウェディングドレス姿で、コートハンガーでボイドを殴り殺すシーンはギャップで笑える。キャメロン・ディアスはこういうのが本当に上手。

ピーター・バーグ監督
作品一覧

1998年 ベリー・バッド・ウェディング
2003年 ランダウン ロッキング・ザ・アマゾン
2004年 プライド 栄光への絆
2007年 キングダム/見えざる敵
2008年 ハンコック
2012年 バトルシップ
2013年 ローン・サバイバー
2016年 パトリオット・デイ
2018年 マイル22

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