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【映画のあらすじ l 解説 l 考察 l ネタバレ l 感想 l レビュー】

映画『セインツ』展開に無理があるのは気にしないでね。服役後の男女の温度差を描きたかっただけなんだ【ネタバレあり】

セインツ

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再生時間:95分

キャスト・スタッフ
登場人物

ボブ
ルースと共に里親(スケリット)に育てられる。ルースの恋人。強盗等をして生計を立てている。

ルース
ボブと共に里親に育てられる。ボブの子供を妊娠。

スケリット
ボブとルースの里親。表向きの中古品店の他に裏稼業もしている。

あらすじ・考察
※ネタバレあり

ボブとルース

ボブとルースは恋人同士。ある日、ルースの妊娠が発覚し、ボブは強盗稼業から足を洗うことにするが、最後の仕事でバレてしまい、相棒フレディと恋人ルースと共に、保安官たちに家を取り囲まれる。

フレディをきっかけに保安官と銃撃戦となり、ルースも保安官に向かって発砲すると、保安官パトリックの肩を撃ってしまう。フレディは銃撃戦で死亡。

フレディはボブとルースの里親スケリットの実子だった。スケリットは表向きは中古品屋を営んでいるが、裏稼業が本職。

シルビー誕生とボブの脱獄

ボブとルースは逮捕されるが、ボブは全ての罪は自分が被ると言い、ボブは懲役25年、ルースは無罪となった。ボブとルースは手紙のやり取りを続ける。

やがてルースに女の子シルビーが生まれたことを知り、ボブは脱獄を繰り返し、6回目で成功する。この時、シルビーは4歳。

ボブ、街に戻る

ルースに銃で撃たれた保安官パトリックが、ルースの元へやって来て、ボブが脱獄したことを伝える。ボブは脱獄後、ルースと共に暮らしていた家の敷地に埋めた大金を掘り出し、ルースに会う準備を始める。しかし、ボブが里親スケリットのところへ行くと、スケリットはルースとシルビーに関わるなと言う。

ボブの思いとルースの思い

しかしボブはルースに一緒に逃げようと手紙を書き、人に託して、ルースに届けさせる。しかしルースは「連れ出してほしいけど今は無理。私たちは別の街に行く。いつか私たちを見つけて」と言う手紙を書いて、もし、ボブが来たら渡してと言って、里親スケリットにその手紙を渡す。

謎のチンピラ集団登場

スケリットの元には謎のチンピラ集団がやってきて、スケリットに「ハーディガンからの伝言だ」と言う。「何だ?」とスケリットが尋ねると、そのチンピラは「忘れた」と言う。(はぁ?)

シルビーの誕生日

シルビーの誕生日の日、前からルースを狙っている保安官のパトリックがルースの家を訪ねる。そして、家にあったパトリックのおじさんが使っていたと言うギターをシルビーにプレゼントする。(不用品をプレゼントするなよ…)

ボブがこっそりルーシーの家を覗きに行くと、そこにパトリックの姿を見つける。それを見て立ち去るボブ。シルビーが寝た後、ルースはパトリックを追い出す。

しかし、パトリックはまたルースの家に戻る。ルースが強盗団の仲間だった話を蒸し返し、私の供述は事実ではないと言う。パトリックは「過去は過去。今は立派な母親だ」と言う。

ボブ、昔ルースと住んでいた家に戻る

ボブがかつてルースと住んでいた家に行くと、ボブは謎のチンピラにいきなり撃たれる。1人目を撃ち殺し、2人目は以前、スケリットの店にやって来たチンピラ。

ボブが2人目のチンピラを撃ち「目的は?金か?」とチンピラに尋ねると、チンピラは「違う。お前のすべてだ」と謎の回答。(は?)

ボブも2人目のチンピラに撃たれ、重傷を負いながらも車でその場を立ち去る。

ルースとパトリック

一方、ルースの家にはまだ保安官パトリックがいる。ルースは「ボブにはシルビーのことを手紙に書いていないの。彼と再会したら全部話すの。些細なことは胸にしまって」と意味深なことを言い出す。

そして「4年間ロクに寝てないの、もう疲れたわ」と言う。パトリックが「眠るといい」と言うと、ルースは「そばにいてくれる?」とパトリックに尋ねる。

何故か徒歩のボブ

朝になると、車で逃げたはずのボブがなぜか道路を歩いており、これまた謎の血だらけヒッチハイク。(さっきまで乗ってた車はどうしたんだよ?)

ボブは運転手を脅して、車に乗り込み、運転手とおしゃべり。ボブが若い運転手に「車に誰を乗せたか親に話せよ(俺みたいな有名人を乗せたって親に自慢したれよという意)」と言ったところ、運転手は「誰?」と聞き返す。

ボブは「何だ?」と驚いて聞き返すが、運転手は「あんた誰?」とまた繰り返す。その様子を見て愕然とするボブ。

ルースの家、襲撃される

朝、シルビーが目覚めると、ソファに座ったまま、ルースの肩を抱いて寝ているパトリックとルース。外で銃声がし、パトリックが外に出るとチンピラが銃を向けている。パトリックはチンピラを射殺。

しかし、向かいの家からルースを心配して見張っていた里親スケリットにも流れ弾が当たってしまう。駆け寄るパトリックにスケリットは昔話をして死ぬ。

ボブ、ルースの元へ帰る

パトリックとルース、シルビーは保安官事務所へ。その後、パトリックがルースとシルビーを家に送って行くと、ドアが開いている。

パトリックが中を確かめると、寝室に血だらけのボブ。ボブに銃を向けるパトリックをルースが制し、ボブを抱き抱える。ルースは「ずっと待っていたのよ」と言う。

そこへシルビーがやって来て、2人を見ている。パトリックはシルビーを家の外に連れ出す。ボブはルースに抱きかかえられて死亡。

はぁ?

個人的評価

映画の満足度☆☆☆☆☆(星ゼロ)

感想・レビュー 

強盗に失敗しました、恋人の罪をかぶって、男が服役しました。毎日彼女に手紙を書きました。彼女も手書きを書きました。でも、面会なし。なぜ???

刑務所でルースに思いを募らせる一方のボブに対し、ルースは保安官に乗り換えよっかなと考えている。しかし、ボブが脱獄してしまい、一緒に逃げようと言って来た。めんどくせーなと思いながらもルースは「嬉しい!でも今は無理。いつか迎えに来てね♡」とボブに返事を書く。

母親になり守るものが出来たルースは、ボブより安全な生活が優先されるのだろう。それならそれで、そう決めればいいものの「ボブを愛し続ける私」も演出したい欲張りな女、ルース。

パトリックには思わせぶりな態度を取り「ボブが大切。でもあなたといてあげてもいいわ」とアピールする。そして、いい感じになりそうなところに、なぜかボブが逮捕されてから4年も経ってから、どこの誰だか分からないチンピラに銃撃される謎。

家に帰ったら帰ったで、血だらけのボブがいる。それを見たルースは冷静。ルースはパニックになるでもなく、救急車!と言う訳でもなく、しょっぱなからお見送り体制。

いつか2人でルースに抱えられて語った時のような体勢で、あの世へ行くボブ。まあルースにとってはボブは過去の人ってだけなんだろうけど。

しかし、チンピラの素性が分からない、何の件でボブを恨んでいるのかも不明、しかも4年も経ってから、ルースを襲いに来るという、ストーリー完全無視の取ってつけた感。どうしてもボブを殺さないといけないから、無理矢理登場させたんだろうけど。

で、銃で撃たれて車に乗って逃げたはずのボブが突然、徒歩になっているのも意味がわからない。通りがかりの車の運転手を使って「すでに世間から忘れられた凶悪犯、ボブ」を観客に見せるために、突然歩かせることにしたのだろうか・・・

すべてが「これやりたい!」ありきで、それに辻褄の合わないシーンをぶつけてくる感じ。駄作。ルーニー・マーラがいつも通りの深刻そうな顔で謎めいた雰囲気を醸し出しているから、何かあるんじゃないか?と観客は期待させられるけど、最後まで何も出てきません。

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セインツ
解説

 1970年代のアメリカはテキサスを舞台に、強盗と妊娠した女性、彼女に恋焦がれる保安官の3人の愛と運命を壮大な自然と共に描くドラマ。一人で娘を育てる女性に、『ドラゴン・タトゥーの女』などのルーニー・マーラ、女性の身代わりとなり刑務所に送られた男性を『ジェシー・ジェームズの暗殺』などのケイシー・アフレック、保安官を『パンドラム』などのベン・フォスターが演じる。監督を務めるのは、本作が長編2作目となるデヴィッド・ロウリー。3人の男女の静かにかつ熱く交錯する思いの行方が胸を締め付ける。

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