ジョーカー 2019年
再生時間:121分
受賞について
- アカデミー賞 主演男優賞受賞:ホアキン・フェニックス(ジョーカー役)
- アカデミー賞 作曲賞受賞
あらすじ・考察
※ネタバレあり
主人公アーサーについて
- 主人公アーサー。精神疾患あり。精神病院入院歴あり。
- アーサーの仕事はピエロ
アーサーの受難
- ある日、アーサーは街の悪ガキに暴行を受けた
- 同僚ピエロのランドルに保身用にと銃を渡される
- 客先の小児病院で隠し持っていた銃を落としてしまう
- アーサー、ピエロ派遣会社をクビになる
狂気覚醒
- 自暴自棄になったアーサーが地下鉄に乗っていたらエリート会社員3人に絡まれた
- 会社員3人に暴行されたので、射殺した
- 殺人で自信をつけたアーサーは同じアパートのシングルマザーと恋愛関係に
アーサーと母親
- アーサーは母親と同居している
- 母親に妄想癖があることを知る
- 自分は母親の養子で虐待を受けていたことを知る
- 脳卒中で倒れ入院した母親を窒息死させる
- アーサーを心配して訪ねて来た元同僚ランドルを殺害
殺人がエスカレート
- アーサーは憧れていたコメディアンに見いだされテレビ出演する
- トーク番組に出演中、憧れのコメディアンを殺害
- 逮捕され乗せられたパトカーが事故る
オチ
- 精神病院で医者にカウンセリングを受けるアーサー
- 医者を殺害
- 医者を殺害する前までの話は全部妄想でした…
個人的評価
映画の満足度★☆☆☆☆
感想・レビュー
またこれかよ!「全部妄想でした」オチ。
ジョーカーが社会的弱者で、彼が世間からひどい目に遭い、突発的に地下鉄で暴行を受けたエリート社員を殺害したことから、次々の人を殺して行くお話。
社会的弱者が鼻持ちならないエリート社員を殺害したことで、スカッとした!と世間に賞賛されるジョーカー。なんて不健全なストーリー…
ジョーカーは小児病院に銃を持って行ってパフォーマンスをしていたところ、銃を落としてしまい、結果、仕事をクビになる。小児病院に銃を持って行くなよという話でしかないのだが、ジョーカーは銃を提供してくれたランドルを逆恨みし、ランドルを殺害する。
社会的弱者が主人公ではあるものの、不幸をこじらせて他者への加害に走っているので全く同情も出来ないし、共感も出来ない。
おまけに最後は「全部妄想でした」オチ。精神病患者の加害願望を2時間かけて見せられただけ。