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【映画のあらすじ l 解説 l 考察 l ネタバレ l 感想 l レビュー】

映画『ジョイ』はアメリカの主婦発明家ジョイ・マンガーノをモデルにした主婦のサクセス・ストーリー【ネタバレあり】

ジョイ 2015年

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再生時間:124分

ジョイ
解説

 アメリカン・ハッスル」のデビッド・O・ラッセル監督とジェニファー・ローレンスブラッドリー・クーパーが再結集し、アイデア商品の発明で人生の大逆転を果たした主婦の実話を映画化。シングルマザーのジョイは航空会社で働きながら2人の子どもや家族の世話に追われ、貧しく冴えない日々を送っていた。ある日、割れたグラスを掃除したモップを絞って手を怪我した彼女は、触らずに絞れるモップのアイデアを思いつく。父の恋人に出資してもらい、父の工場でモップを生産したものの、誰も関心を示さない。そんな折、ショッピングチャンネルで働くニールと知り合った彼女は、モップを番組で紹介してもらえることになるが……。ジェニファー・ローレンスゴールデングローブ賞で最優秀主演女優賞を受賞、アカデミー賞にもノミネートされた。

ジョイ : 作品情報 - 映画.com

キャスト・スタッフ
デヴィッド・O・ラッセル監督
作品一覧

1996年 アメリカの災難
1999年 スリー・キングス
2004年 ハッカビーズ
2010年 ザ・ファイター
2012年 世界にひとつのプレイブック
2013年 アメリカン・ハッスル
2015年 ジョイ

ジョイ
あらすじ

ジェニファー・ローレンスアカデミー賞主演女優賞ノミネート! 人生を変えた感動のサクセス・ストーリー
ゼロから億万長者になった女――。

子供の頃からモノづくりが大好きだったジョイは成長してシングルマザーとなり、祖母と母と同居して2人の子供の面倒をみながら貧しく冴えない日々を送っていた。そんなある日、割れたグラスを掃除したモップを絞っていて手を切ったことから、触らずに絞れるモップを発明しようと思いつく。父の恋人に投資を頼み、彼の経営する工場でモップを作り上げるがまったく売れない。そんな折、元夫のつながりでショッピングチャンネルQVCのニールと知り合った彼女は、モップを番組で紹介してもらえることになったが……。

ジョイ | DHD, BD, DVD | 20th Century Fox JP

ストーリー・考察
※ネタバレあり

実在するアメリカの主婦発明家 ジョイ・マンガーノをモデルにした作品。

主人公ジョイについて
ジョイ(ジェニファー・ローレンス)は祖母、1日中テレビを見たまま部屋にこもる母、子供2人、地下室に既に離婚した歌手志望の居候夫と広くはない家に住んでいる。仕事は空港のカウンター業務。仕事と家事に追われて、いつも胸にしみのついたシャツを着ている。更にそこに離婚2回、3人目のパートナーに捨てられた父親(ロバート・デ・ニーロ)が転がり込んで来る。

モップ発明のきっかけ
父親は自動車修理工場を経営しており、恋人紹介サービスで裕福な女性トルーディ(イザベラ・ロッセリーニ)と出会う。彼女が所有するヨットに一家で招待され、ジョイはヨットでワインをこぼしてしまい、モップで掃除をし、手でモップを絞ったところ、モップに絡みついている割れたガラスで手を切りケガをしてしまう。

この体験をきっかけにジョイはモップに手を触れることなく、簡単に絞れ、更にモップ部分を取り外して洗濯できるモップを発明する。交渉の結果、開発資金は父の恋人とルーディに出資してもらえることになった。

発明したモップをQVCで販売
ジョイは出来上がったモップを企業に売り込んだり、ショッピングセンターの駐車場で実演販売したりするがさっぱり売れず。そんな中、元夫の元同僚の紹介で、テレビ通販のQVCで商品を紹介してもらえることになる。

ジョイはQVCの販売担当の責任者ニール(ブラッドリー・クーパー)に来週までに5万本を用意するように言われ、自宅を二重抵当に入れて借金をし、商品を準備する。

しかし、1回目の放送では実演販売のプロが商品を紹介したものの、商品を上手く使えず、放送は失敗。ジョイはニールにもう放送はしないと言われて切られそうになるものの、ジョイはニールに食い下がり、自分で商品を紹介するからもう一度チャンスをくれと交渉する。そして、ジョイが自分で商品を紹介したところ、爆発的な売上を記録した。

部品工場とのトラブル
しかし、部品の製造を発注していた工場と発注金額をめぐってトラブルになり、ジョイが工場を訪れたところ、ジョイの発明が工場に盗まれていることを知る。

専門の弁護士を入れて状況を確認したところ、ジョイがモップを発明した際に、トルーディに紹介された弁護士(専門はファッション)に香港の会社が類似品の特許を持っていると言われたため、特許出願はせずに、代理人を通して香港の会社にロイヤリティを支払う形でモップの製造を行ってしまったことで、悪質な代理人と工場にモップのアイディアを横取りされてしまっていたことが判明する。
しかし、ジョイの発明であることを証明できるものが何もないので、弁護士は諦めるしかないと言う。そして、既に自分たちは破産申請をすると決めている父親とトルーディはジョイにも破産申請をするよう説得する。

ジョイの逆襲

納得のいかないジョイが香港の会社に電話をしたところ、彼らが特許を取っているモップとジョイのモップに類似性がないこと、そしてジョイが悪徳代理人に支払っていたロイヤリティが一銭も彼らに支払われていないことを知る。

ジョイは悪徳代理人の元へ行き、詐欺と横領で告発すると宣言した上で、代理人にこれまで払ったロイヤリティ5万ドルの全額返金と更に5万ドル、プラス利息を支払わせ、さらに部品製造に使う金型を返させることに成功。

モップの権利を見事取り戻したジョイはその後もモップを売り続け、更に100もの特許を取得して、大金持ちになったという話。

ジョイ・マンガーノについて

実際のジョイ・マンガーノのモップ紹介の映像。

youtu.be

 

この作品のモデルとなったジョイ・マンガーは日本でもよく見かける薄型のすべらないハンガーを発明した人でもある。


Joy Mangano Huggable Hangers Super Clean Closet with Box...

個人的感想

映画の満足度★★☆☆☆

感想・レビュー

モップにしてもハンガーにしても「軽い」が重要な要素の1つ。当たり前のようだけど、毎日、家事をする主婦ならではの発想。普段家事をしない、更に力もあるおっさんが考えたら、多分こうはならないだろう。

映画はビジネスの成功よりも、家族内のゴタゴタにフォーカスされ過ぎているのが残念。Before Afterのために、そんなに元貧乏暮らしの悲壮感をアピールしなくても・・・

父親の恋人トルーディを演じるイザベラ・ロッセリーニは「カサブランカ」「ガス燈」「誰がために鐘は鳴る」や「汚名」「白い恐怖」などヒッチコック作品の常連としても有名な女優イングリッド・バーグマンの娘。

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