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【映画のあらすじ l 解説 l 考察 l ネタバレ l 感想 l レビュー】

『ザ・ビーチ』は若き日のレオ様と美しいビーチを眺めるためだけの映画【ネタバレあり】

ザ・ビーチ 1999年

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再生時間:119分

個人的評価・レビュー

映画の満足度★☆☆☆☆

バッカパッカーで行ったタイで冒険したら、すっごい怖い目に遭ったよという話。 若かりし頃のレオナルド・ディカプリオが格好いいのと景色が綺麗。でも、それだけ。

因みにロケ地となったタイのピピ島は観光客が殺到し、ビーチが荒れたため、2018年から自然保護のために閉鎖になっているそう。

あらすじ・考察
※ネタバレあり

アメリカ人のリチャード(レオナルド・ディカプリオ)はタイを旅するバックパッカーバンコクのゲストハウスに泊まったところ、隣の部屋には頭のイカれたダフィ(ロバート・カーライル)が宿泊していた。

その夜、リチャードはダフィからタイに楽園のような島があることを聞く。翌朝、リチャードの部屋に楽園の場所を示す地図が書かれた紙が届けられており、リチャードがダフィの部屋を訪ねると、部屋は血だらけで、ダフィは手首を切って自殺していた。警察で取り調べを受け、部屋に戻るリチャード。

ダフィの部屋を挟んだ隣にはフランス人カップルのフランソワーズ(ヴィルジニー・ルドワイヤン)とエティエンヌ(ギヨーム・カネ)が宿泊しており、ダフィはこの2人を誘って、ダフィが残してくれた地図をもとに、楽園と言われる島に行くことを決める。

その島に行くには、いくつかの島を経由する必要がある。途中で宿泊した島でリチャードは隣のバンガローに宿泊する男性旅行者2人からも楽園の島の話を聞く。しかし、彼らはそれは噂で都市伝説だろうと言う。

その時は地図のことは何も言わなかったリチャードだが、出発する前にダフィからもらった地図を書き写して、彼らの部屋のドアの下に残した。

リチャードはフランソワーズとエティエンヌと泳いで、楽園があると言われる島に渡った。やっと島にたどり着き、草むらを超えるとそこには大麻畑があった。

ふと気づくと、見張りの男が銃を持って昼寝をしていたが、彼に気づかれてしまい、タイ人たちが集まって来てしまう。3人はとっさに隠れて、何とか大麻畑から逃げることが出来た。

3人は川をたどって、楽園と言われるビーチを目指したが、途中、滝つぼがあり進めなくなるが、フランソワーズが先頭を切って滝つぼに飛び込み、2人も続いて滝つぼに飛び込んだ。すると、滝つぼの横に黒人男性が立っており、拍手で3人を迎えてくれた。

彼について行くと、そこにはたくさんの欧米人の元旅行者たちが生活する共同体があった。楽園の地図をくれたダフィも元々はここの創設者の一人だったが、頭がおかしくなって、バンコクに戻っていたのだった。

食料は自給自足、皆で大工をしたり園芸をしたり漁をしたりして生活している。また生活費を確保するために、マリファナの栽培をしていると言う。

3人は皆に歓迎され、その共同体にとどまることにする。その共同体のリーダーはサル(ティルダ・スウィントン)という女性。

サルは3人に誰かにこの島のことをしゃべったか?と確認するが、リチャードは途中で男性旅行者2人に地図を残したことを内緒にした。

サルは武装している大麻栽培をしているタイ人たちにこれ以上、共同体の人数を増やすなと言われており、この島に旅行者たちが殺到することを恐れているのだった。

3人は共同体に馴染み、楽しい時間を過ごしていた。ある夜、リチャードはフランソワーズに誘われ、ビーチを散歩していると、フランソワーズに好きだと告白される。そのまま海に入る2人。水中でキスして、そのままセックス。

誰にもバレていないと思った2人だったが、翌日には皆が知っていた。エティエンヌはフランソワーズがリチャードといた方が幸せならそれでいいとリチャードに伝え、フランソワーズはそのまま平和的にエティエンヌからリチャードに乗り換えた。

そんな中、サルが別の島に米を買いに行くといい、リチャードに一緒に来るように指示をする。皆の買い物リストを持って、サルとリチャードは船で別の島へ行き、買い物を済ませる。

夜、2人でバーで飲んでいると、リチャードが地図を渡した男性旅行者2人に会ってしまう。彼らは新たに女性旅行者2人を連れており、リチャードに楽園の島のことを聞く。「そんな島はない!」とリチャードは突っぱねるが、サルに島のことを他人に話していたことがバレてしまう。

リチャードはサルに彼らに地図を渡したのか尋ねられるが、ここでもリチャードは嘘をついて、地図は渡していないと答えてしまう。

その夜、サルに誘われる形でリチャードとサルはセックス。翌日、2人は島に戻った。フランソワーズにサルと何もなかったのか聞かれたリチャードは何もなかったと答える。

そんな中、海に漁に出ていた男性が2人がサメに襲われる。一人は腹を食いちぎられ、一人は足を食いちぎられた。腹を食いちぎられた方はすぐに亡くなってしまう。

しかし、足を食いちぎられたクリストは命を取り留め、医者を呼んでほしいと言うがサルは舟に乗って病院に行くか、ここに留まるかのどちらかしか認めないと言う。

激痛で移動ができないクリストは仕方なく、そのまま共同体に残ることに。激痛でうめき声をあげるクリストに皆、嫌気がさし、クリストを担架に乗せて運び、森の中にテントを張っておいてきてしまう。

エティエンヌだけはこれに反対し、クリストに付き添ったが、皆、サメに足を食いちぎられたクリストのことは忘れて、元の楽園生活に戻って行った。彼らは、せっかくの楽園生活をクリストのうめき声によって、気分を乱されるのが許せないのだった。

そんな中、リチャードはサルに呼び出される。サルはリチャードを島の端に連れて行き、反対側の島でリチャードが地図を渡してしまった旅行者4人が島へ渡る準備をしている様子を見せられる。

地図を渡したのか?とサルに問い詰められ、リチャードは地図を渡したことを認める。リチャードが嘘をついていたことに怒ったサルはリチャードにここに残って見張りをし、彼らが上陸したら追い出し、地図を取り返すよう指示をする。

リチャードが一人で見張りをしているところにフランソワーズがやって来て「サルと寝たんでしょ!」と言って、リチャードを叩く。フランソワーズは「皆知ってる。知らなかったのは私だけよ」と言って、怒って帰ってしまう。

共同体から離れ、1人での別行動に慣れたリチャードは森の中で野生児のように一人遊びを始める。落とし穴を作ったり、大麻栽培をしているタイ人の小屋に忍び込んだり。共同体ではリチャードの頭がイカれたと噂になっていた。

そんな中、リチャードが地図を渡してしまった旅行者4人が島に上陸してしまう。彼らの後をつけるリチャード。彼らはリチャードたちと同様に武装したタイ人がいる大麻畑にたどり着く。そこへ銃を持ってやって来るタイ人たち。ちょっとしたきっかけで銃撃戦となり、旅行者4人はタイ人たちに殺されてしまった。

急いで共同体に戻るリチャード。フランソワーズを見つけ、フランソワーズと共に、クリストのテントに付き添っているエティエンヌの元へ行き、3人で逃げようと言う。

エティエンヌは弱っているクリストを置いて行けないと言う。フランソワーズとエティエンヌがテントから出ている間に、リチャードはクリストにキスをし、泣きながら、クリストの口をふさいで、殺害する。

しかし、テントから出たところで、リチャードはタイ人に頭を殴られ、共同体へ連れて行かれる。共同体にも、武装したタイ人たちが集まって来ており、リチャードが旅行者に渡した地図を持っていた。

タイ人のリーダーが「これ以上増やすなと言っているのに、どんどん増えてるじゃないか。俺たちも生活がある。お前たちはここを去れ。タイのことは忘れろ」と言う。皆が従おうとする中、サルは「出て行かないわ」と宣言する。タイ人は銃の弾を抜き、1発だけ弾を入れてサルに渡す。

ロシアンルーレットの的にされるリチャード。リチャードは「引き金を引いたら、全部終わりだからな!」と叫ぶが、サルは引き金を引く。運よく弾は出なかった。

それを見て、共同体の皆は荷物も持たずに逃げ出し、船で楽園を脱出した。一人だけ取り残されるサル。

楽園を出た皆はそれぞれ故郷に戻った。アメリカに戻ったリチャードがパソコンのメールを開くとフランソワーズからメールが届いていた。メールには楽園で楽しく過ごしていた頃、皆で撮った写真が添付されていた。終わり。

感想・レビュー 

ストーリーは面白くない。楽園にこだわるサルの狂気と、楽園での自分たちのハッピーライフを優先させるため、警察がいなければ、サメに足を食いちぎられた仲間を平気で森に捨ててしまう人々の残酷さを描きたかったのかな。全然ピンと来ない、「ふーん」で終わる映画。

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キャスト・スタッフ
ダニー・ボイル 監督
作品一覧

1995年 シャロウ・グレイブ
1996年 トレインスポッティング
1997年 普通じゃない
2000年 ザ・ビーチ
2002年 28日後...
2004年 ミリオンズ
2007年 サンシャイン
2008年 スラムドッグ$ミリオネア
2010年 127時間
2013年 トランス
2015年 スティーブ・ジョブズ
2017年 T2トレインスポッティング
2017年 バトル・オブ・ザ・セクシーズ
2019年 イエスタデイ

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