ノック・ノック 2015年
再生時間:99分
ノック・ノック
解説
続きを読むキアヌ・リーブス主演、「ホステル」「グリーン・インフェルノ」のイーライ・ロス監督によるサイコスリラーで、理想的な家庭を築いた良き父親が、一晩の快楽の誘惑から破滅へと突き落とされる様を描いた。
再生時間:99分
続きを読むキアヌ・リーブス主演、「ホステル」「グリーン・インフェルノ」のイーライ・ロス監督によるサイコスリラーで、理想的な家庭を築いた良き父親が、一晩の快楽の誘惑から破滅へと突き落とされる様を描いた。
再生時間:102分
アンドレアスには美しい妻アナと生まれたばかりの息子アレクサンダーがいる。刑事のアンドレアスがある日、過去に逮捕したジャンキーのトリスタンの家に行くと、トリスタンの恋人サネは彼にDVを受けており、生まれたばかりの彼らの息子ソーフスは糞尿まみれで育児放棄されていた。
アンドレアスはソーフスを保護するが、ソーフスには虐待の痕跡がないことから、公の福祉施設では保護ができず、結局、ソーフスを家に帰すことになってしまう。
息子の突然死
一方、アンドレアスは実家が裕福な妻アナのおかげもあってか、広く素敵な家に住み、幸せな家庭生活を送っているが、ある晩、息子アレクサンダーが突然死んでしまう。
蘇生措置を施すアンドレアスは、アナに救急車を呼ぶように言うが、なぜかアナは救急車を呼ばない。アレクサンダーの死亡を確認したアンドレアスは警察に通報しようとアナに言うが、アナは「この子を奪ったら、自殺する!」と言って、パニックを起こしてしまう。
子供をすり替える
アンドレアスはアナに睡眠薬を飲ませ、その間に死んだアレクサンダーを運び出し、トリスタンに家に行き、糞尿まみれになっているソーフスのうんちを死んだアレクサンダーの顔に塗り、汚物まみれになっているおむつをアレクサンダーにつけて、子供をすりかえる。
翌朝、アンドレアスは冷静になって目覚めたアナに、子供をすり替えてきたことを伝える。アナはアレクサンダーは死んだわと言いつつ、それでもソーフスを育て始める。
子供を盗まれた2人は…
一方、朝目覚めたら赤ちゃんが死んでいたことに気づいたトリスタンは「その子はソーフスじゃない」と止めるサネを振り払って、アレクサンダーの死体をバッグに入れて、どこかに埋めに行く。
その後、トリスタンは近所のママたちが集まっているところに空のベビーカーを押して近づき、子供が誘拐された!と一芝居を打つ。そして、他のママに警察に通報させる。
通報で駆け付けたアンドレアスたち警察はトリスタンとサネを疑い、警察に拘留する。
アナの自殺
アンドレアスの妻アナは夜中にソーフスをベビーカーに乗せて橋の上の道路に立ち、やってきたトラックを停止させる。アナは車から降りてきたトラック運転手にソーフスを渡し、自分は橋の上から海に飛び込んで自殺する。
アンドレアスの取り調べ
妻が亡くなったばかりで休めと言われたアンドレアスだったが、強引に勤務を続け、トリスタンとサネの取り調べをする。トリスタンにはサネが白状したかのように見せかけ、トリスタンがアレクサンダーの遺体を林の中に埋めたことを聞き出す。
アレクサンダーの検死結果
トリスタンの供述通り、土の中から出てきたアレクサンダーの遺体の検死を行うと、アレクサンダーの死因は乳幼児突然死症候群ではなく、強く揺さぶられたことによる硬膜下血種による出血であったことがわかる。
また、アレクサンダーは強く揺さぶられたことで肋骨を骨折していた。監察医は「これは殺人事件よ」とアンドレアスに告げる。
それを聞いてパニックになったアンドレアスはガラスをこぶしで殴る。前からアンドレアスの様子がおかしいことに気づいていた相棒のシモンは、アンドレアスに自首を進める。職は失うだろうが、実刑は免れるであろうと。アンドレアスはサネに謝りたいと言い、サネのもとにソーフスを連れて行く。
数年後
数年後、ホームセンターで働いているアンドレアスはサネを見かける。アンドレアスの近くにやってきた小さい男の子に名前をたずねると、彼はソーフスと名乗った。
映画の満足度★★☆☆☆
一見、マトモそうに見える夫婦の方が、子供を糞尿まみれにしているジャンキーカップル以上に気狂いだった…というお話。
アンドレアスは「自分の子供が死んじゃったから、ジャンキーカップルの子供と取り替えてきたよ!」のノリ。一方、アナは「よし、これで私が殺したことがバレずに済むわ!」。
母親に揺さぶられて殺されてしまったアレクサンダーは、ジャンキーカップルの家のトイレで他人の子供のうんちを顔に塗りたくられ、糞尿まみれのおむつをつけられて放置。挙句の果てに林に埋められてしまう。
この夫婦は自分の子供そのものに対する愛情は薄くて、子供というアイテムを持っている自分たちが重要なだけの夫婦なのだろう。
でもでも育児ノイローゼだから…で観客に同情を誘えるのは、多く見積もっても子供を死なせてしまったところまで。ダメなことはダメだけど、泣き声にイラついて、一時的な感情で乱暴にしてしまったと言う言い分も成り立たなくはない。
しかし、その後の救急車を呼ばないとか、子供を他人の子供の糞尿まみれにして捨てて来ちゃうとか、じゃ別の子でいいやみたいになるのは間違いなく気狂いなわけだから、気狂いは気狂いとして描いてもらわないとモヤモヤする。この映画のような、何かこう普通の夫婦でも起こり得ることみたいな描き方はどうなんだろう。
最後に大きくなったソーフスを見て感極まるアンドレアス…(感動)みたいなシーンはもう白々しさしかないし。
「未来を生きる君たちへ」でアカデミー外国語映画賞に輝いた、デンマークの女性監督スサンネ・ビアと脚本家アナス・トーマス・イェンセンのコンビによる、育児放棄、ドラッグ中毒、家庭内暴力といった現代社会が抱えるさまざまな問題を盛り込んだサスペンスドラマ。
再生時間:104分
続きを読む「きみに読む物語」のレイチェル・マクアダムスと「親愛なるきみへ」のチャニング・テイタムが主演するラブストーリー。幸せな新婚生活を送っていたレオとペイジはある日、交通事故に遭い、ペイジが記憶の一部を失ってしまう。2人が出会ってからの記憶が抜け落ち、その記憶がもう戻らないことを知ったレオは、2人の出会いからやり直すことを決意。ペイジにアプローチを開始するが、そんなレオに対してペイジの両親や元婚約者が立ちはだかり……。
再生時間:100分
ジェニーとデビッドの出会い
16歳のジェニー(キャリー・マリガン)がある日、雨の中でチェロを持ってバスを待っていると、通りがかった中年男性に声を掛けられる。怪しいと思うかもしれないけど、君のチェロが心配だからチェロだけ車に乗せて、君は車の横を並走すればいいと。
車と徒歩で並走しながら、2人は音楽の話をする。彼の名前はデビッド(ピーター・サースガード)。気を許したジェニーは車の助手席に乗り、デビッドに家まで送ってもらう。
これが出会いとなり、デビッドはジェニーに花をプレゼントしたり、両親に挨拶した上で、友人との会合にジェニーを連れて行ったりする。今まで見たことのない美術品オークションに参加させてもらったり、豪華なレストラン、コンサートに連れて行ってもらい、大人の世界に魅了されるジェニー。
デビッドの正体 その1
ある日、デビッドの友人カップルと4人で週末旅行に行ったジェニー。ジェニーはホテルで17歳の誕生日まではセックスをしないとデビッドに告げる。デビッドはそれには賛成だと言い、ジェニーのことを「ミニーちゃん」と呼ぶ。僕のミニーマウスという意味らしい…そして、デビッドはジェニーの体を見せてくれと言い、ジェニーは胸を見せる。
週末旅行で、デビッドと友人は売りに出されている家に行き、額縁に入った古地図を盗み出す。様子がおかしいと思ったジェニーだが、結局デビッドに言いくるめられて、これまで通り彼との関係を続けることにする。
ジェニーの初体験
デビッドはジェニーの17歳の誕生日にパリ旅行に連れて行く。処女のジェニーにまずはこれで慣れようと言ってバナナを差し出す。バナナにドン引きするジェニー。しかし、結局パリでジェニーはデビッドと初めてのセックスをする。
デビッドのプロポーズ
パリから戻ってから、デビッドはジェニーにプロポーズをする。ジェニーは元々優秀な高校生でオックスフォード大を目指していたが、デビッドと結婚することにし、高校をやめてしまう。それまでジェニーに対し教育熱心だった父親も、デビッドに上手いこと言いくるめられて、金持ちと結婚するならOKとあっさりデビッドとの結婚を認めてしまう。
デビッドの正体 その2
ジェニーと彼女の両親、デビッドと食事に行くことになり、皆で車に乗っていたところ、ジェニーは車のダッシュボードの中にデビッドの郵便物を見つける。封筒の宛先にはゴールドマン夫妻と書かれていた。
デビッドが既婚者だったことを知ったジェニーはディナーに行くことを取りやめ、自宅までデビッドに送らせる。ジェニーの自宅前でジェニーがデビッドを問い詰めたところ、デビッドは既婚者だったことを認める。
ジェニーは先に家に入っていた両親に説明するようデビッドに要求するが、デビッドは車で走り去って、逃げてしまう。
ジェニーが翌日、デビッドの自宅に行ったところ、デビッドの奥さんが家から出てきた。奥さんはまたか…といった感じでジェニーに対応するが、ジェニーがまだ未成年であることに驚く。奥さんは親切心で話をしましょうとジェニーを引き留めるが、ジェニーはそのまま立ち去る。
ジェニーのその後
学校をやめてしまっていたジェニーはさんざん馬鹿にした教師スタッブス先生(オリヴィア・ウィリアムズ)に頭を下げ、学校に戻れるように協力してもらう。学校に戻ったジェニーは受験勉強に励み、無事オックスフォードに合格する。大学ではウブな彼氏もでき、彼にパリ旅行に誘われたときは「死ぬほど行ってみたいわ」と演技をした。
映画の満足度★★☆☆☆
女子高生とセックスしたくて仕方ないおじさんと、文化や知識を得ることに貪欲な女子高生。おじさんは女子高生に文化の香り漂う大人の世界を見せつけ、おじさんの思惑通りに女子高生はメロメロになる。
これが小娘だけでなく、頭の悪い、でも娘を使って社会にリベンジしたいソーシャル・クライマーな父親も一緒になって、おじさんにコロっと騙されてしまうのがなかなか痛い。しかもそのおじさんは、金持ちではなくて、ただの泥棒で既婚者というオチ。女好きで次々とこんな事件を起こしている常習犯。
やれやれ…
ジェニーと初めて旅行に行った日、中年太りの体に白いランニングを着て「ミニーちゃん。僕のことはバブラブって呼んで」と言うおじさんの姿にゲロ吐きそうになる。
デビッド役のピーター・サースガードは通常時からベタベタした喋り方が気持ち悪いのに、ここからさらに「おっぱい見せて」と始まる。「ミニーちゃん、バブラブ、おっぱい見せて」の3連発で100%の女性がドン引きしたであろうに、この後もデビッドを素敵なおじさまポジションで話を引っ張ろうとするので、結構きつい。
また、次のパリ旅行では処女のジェニーにバナナで練習してみようとほざく始末。ジェニーもドン引きしながらも結局、翌日はおじさんとセックスしてしまう。ジェニーの感想は「初体験なんて、どーってことねーな」ってとこだったが、それ相手がおじさんだからだよ!初体験をおじさんで済ませるとその後のセックス・ライフに悪影響を及ぼすから絶対にやめた方がいいとジェニーに教えてあげたい。
とはいえ、男で失敗しても教育があれば、やり直しは利くということで、最終的にジェニーがオックスフォードに合格してホッと出来た。女性も自分で稼げないと、変な男で失敗したときに再起不能になるわけで。それを17歳で学べたのなら、そういう意味ではラッキーだと言えるのかもしれないけど。なんだかな…
ミニーちゃん、バブラブ、おっぱい見せて、バナナで練習…なんだ、この映画。
1961年、ロンドン郊外。ある雨の日、オックスフォード大学を目指す優等生のジェニーは、倍も年の離れた男性と恋に落ち、勉強漬けの日々からは想像もできなかった刺激的な世界を体感していく。監督は「幸せになるためのイタリア語講座」のロネ・シェルフィグ、脚本は「アバウト・ア・ボーイ」「ハイ・フィデリティ」のニック・ホーンビィ。主演のキャリー・マリガンは第82回アカデミー賞で主演女優賞にノミネート。
再生時間:103分
2017年ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロのベストセラー小説を映画化。劇場ロングランヒットを記録した、あまりにも儚く切ない衝撃作。
ヘルシャムは異常ではない犯罪者、例えば、飲んだくれ、ホームレス、売春婦、ヤク中等の人間のクローンを作り、臓器提供のためのドナーを養成する施設。ここで育てられた子供は中年になる前に臓器提供を3~4回行い、死ぬことになる。
ヘルシャムでは子供たちに自分たちは臓器提供するために生まれてきた存在だと言うことを説明をしており、子供たちはそれを受け入れて生きている。
ヘルシャムで育ったキャシー(キャリー・マリガン)、ルース(キーラ・ナイトレイ)、トミー(アンドリュー・ガーフィールド)は18歳になり、ヘルシャムを出て、コテージと呼ばれる施設に移る。
コテージにて
コテージではヘルシャム以外の寄宿学校で育った子供たちも集まって、共同生活を送っていた。キャシーとトミーは子供の頃から想い合う仲だったが、強引なルースがトミーを奪い、ルースとトミーはカップルになる。トミーがキャシーに思いがあることを知っているルースは何かとキャシーを威圧する。
キャシー、介護人になる
ルースにひどく責められた翌日、キャシーは介護人と言って、臓器提供するドナーのサポートをする仕事に就けるよう申請を出す。介護人となったキャシーはコテージを出て、一人暮らしを始める。
介護人とは自分に臓器提供の通知が来るまで、病院間を行ったり来たりして、ドナーたちのサポートをするのが仕事。トミーとルースの邪魔をしないように、介護人となったキャシーだが、キャシーが介護人になってコテージを出てから、トミーとルースは別れてしまった。
キャシーとルース、トミーの再会
時が経ち、キャシーがあるドナーの介護人として訪れた病院で、2度の臓器提供を終えたルースが入院していることを知る。ドナーはだいたい3回か4回の手術で”終了(死亡)”となる。ルースも2度の提供を終え、既に弱っており、次の提供で終了となることを覚悟していた。
10年ぶりにキャシーとルースは再会する。ルースはキャシーに会いたかったと言い、2人でトミーに会いに行こうとキャシーを誘う。
トミーもルースと同様、2度の臓器提供を終え、回復ンターと呼ばれる施設に入院している。そこへ、キャシーとルースが訪ね、3人は日帰り旅行に行く。旅先でルースは、本当はキャシーとトミーが一緒になるべきだった、2人の仲を裂いたことを後悔していると話す。
臓器提供猶予の噂
10年前に3人が住んでいたコテージでは、ヘルシャム出身のドナーたちは、本人たちが本当に愛し合っている場合、申請すれば臓器提供までの猶予が与えられるという噂があった。それを覚えていたルースは、ヘルシャムに時々やって来ていた「マダム」と呼ばれる有力者の住所を調べ、マダムの住所をキャシーとトミーに渡す。2人で猶予の申請をしてと言って。
キャシーとトミーは恋人同士に
日帰り旅行を終えたキャシーとトミーは恋人同士となる。そして2人は、ルースにもらった住所を頼りに、マダムに猶予の申請をすることに決め、キャシーはそれをルースに伝えた。
その後、ルースは3度目の提供を行い、ルースは”終了”した。臓器を取り出され、生き途絶えたルースは臓器を摘出するために開かれたお腹を塞いですらもらえなかった。
マダムの家へ
キャシーとトミーはマダムの家を訪ねる。トミーは自分が描いた絵を持参する。昔、ヘルシャムでは子供たちが描いた絵をマダムが選んでギャラリーに持ち帰っていた。
それをトミーはマダムが子供たちが描いた絵を見て、彼らの魂を探る材料にしていると考え、絵を猶予の可否判断に絵を使っているのだと思い込み、マダムの家に自分が描いた絵を持ってきたのだった。
キャシーとトミーがマダムに猶予の申請をすると、マダムは「どう説明したらいいのか…」と困った顔をした。そこへ、ヘルシャムの元校長(シャーロット・ランプリング)が現れ、2人に説明を始めた。
元校長は、ヘルシャムは他のドナー養成施設とは少し異なっていて、臓器提供における倫理を実践する最後の場だったと話す。
ヘルシャムでは、ドナーである子供たちにも人間であるということを証明する試みを行っていた。しかし、そんな証明は誰も求めていなかったことがわかり、ヘルシャムは閉鎖。
理由は、人は自分が癌や神経疾患になってまた苦しむのは嫌だから、やっぱり臓器提供するドナーは必要。とにかく臓器は必要なのだから、コピーで作ったクローンたちが人間であるかどうかを考えること自体に意味がないという理屈で、比較的人間的な教育を行っていたヘルシャムは閉鎖された。現在、運営されているドナー養成施設は養鶏場のようにドナーたちを量産する体制となっていた。
ヘルシャムで子供たちに絵を描かせていたのは「魂を探るため」ではないく「魂があるかどうか」の確認だったと元校長はキャシーとトミーに説明する。愛し合ってる2人だけは特例で、臓器提供の猶予が認められるという話は噂であり、そんな制度は今も昔も存在しないことをキャシーとトミーは知る。
その後のキャシーとトミー
マダムの家からの帰り道、思いが溜まって車から降りて大声で叫ぶトミーをキャシーは抱きしめる。
その後、キャシーに見守られる中、トミーの3回目の提供が行われ、トミーは”終了”した。その2週間後、キャシーにも提供開始の通知が届き、1か月後にキャシーの1回目の提供が行われることになった。終わり。
映画の満足度★★★☆☆
臓器提供のために、犯罪者のクローンを育成すると言う恐ろしい施設で育った3人の三角関係の話。
クローンにも魂があるのか?を知るために、普通の学校のような教育を行っていたヘルシャムは結果的に「無駄」と判断され、臓器を量産するためだけの施設に移行していったというのが、恐ろしいと言うか、ありそうというか何とも言えない気持ちになる。
これが近未来的なセットで撮影された映画なら、ヘンテコSFとして捉えられるが、古い邸宅で普通の寄宿学校と変わらないように育てられた子供たちが大人になって、単なる「臓器」として消費されていく様子にゾッとする。
一番怖かったのは、ルースが臓器を取り出されて、お腹を開いたまま手術台に放置されるシーン。棺に入れられることもなく、お腹が開いたまま焼却処分されることを示唆していたのだろうか…そもそも、クローンなんだから人間と同じように扱わなくていいよね?的な。
再生時間:100分
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再生時間:91分
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